【苦手克服で医学部へ】金沢大学 医学部に合格!長谷川さん編

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みなさんこんにちは、武田塾の高田です。
今回も武田塾で合格を掴み取った生徒さんの合格者カレンダー!

今回紹介する生徒さんは武田塾 西宮北口校に通いながら石川県金沢市角間町に校舎を構える日本の国立大学であり、千葉大学・岡山大学・新潟大学・長崎大学・金沢大学・熊本大学の国立大医学部の総称である旧六医科大学の1つに所属する「金沢大学医学部」に2浪で合格を掴み取った生徒さん、長谷川さんです。

日本の大学入試において最高峰に位置する旧六医科大学の1つである金沢大学の偏差値は50.0~65.0と高い水準を誇っており、旧六医科大学の中でも第2位に位置付けされています。

東京大学・京都大学・名古屋大学・東北大学・北海道大学・大阪大学・九州大学の七大学をまとめた旧帝大に例えると北海道大学や名古屋大学と同じ程度とも言われるほどの高い難易度・偏差値。ネームバリューを誇っている難関国立大学です。

また、金沢大学には研究医養成コースが用意されており、旧六医科大学の中でも豊富な科研費が配当されているため、研究を希望する学生にとってはかなり充実した環境のもと研究に没頭することができます。

今回は、そんな金沢大学に合格を掴み取った長谷川さんの合格までの道のりを見ていきましょう!

波乱万丈な受験生活のスタート。当時の高校の偏差値は??

波乱万丈な受験期を送った長谷川さんですが、通っていた高等学校の偏差値はなんと50。さらに学校の雰囲気自体あまり勉強するという雰囲気ではなく「直前に少し勉強すればいける」といったように勉強に対してあまり本気ではない様子でした。

現役時代は実力がないものの、医学部を目指しており、現役時代の偏差値は50後半から60ちょっと。受験勉強をするものの共通テストの点数が足りていないことから志望校に受験をすることができず、現役時代は共通テストの受験のみで受験生活は幕を閉じ浪人が強制的に確定しました。

浪人時代の道のり

長谷川さんは最終的に2浪して合格を掴み取りますが、2浪目にして武田塾に入塾を決めます。
武田塾に入塾するまでの浪人時代についてみていきましょう。

1浪目は大手予備校で対策をする

1浪目の時は大手予備校に入塾をして「医学部コース」に参加をして受験対策をしますが、なかなか勉強法が確立できず、今後どのように自分の成績をもっと上げていけばいいのかイメージを掴むことができません。

授業スピードが早かったり、レベルがとても高かったりと、偏差値60を超えていても基礎の勉強の抜けがあり基礎がしっかりと身についていない長谷川さんにとって医学部コースというレベルの高い環境に身を置いて行っている勉強法が本当に自分に合っているのであろうかという疑問が残ります。

そんな1浪目の生活を振り返ると基礎学力が身についてのではなく、「小手先のテクニック」だけが身につきました。

予備校のため先生がコツやテクニックを教えてくれるため見たことのある問題は解くことができるものの、初見の問題に関してはどのように取り組んだらいいのかわからないという状況で受験日を迎えました。

1浪目は私立医学部で偏差値40.0~65.0を誇る兵庫医科大学を受験し、一次試験は突破しますが面接で医学部でなくてもできることを話してしまい「それは医学部じゃなくてもできるよね」と言われてしまい、おどおどしてしまい気が付いたら10分が経過してしまい、結果不合格になってしまいます。

2浪目が確定。親御さんの許可を心配するも….

この時点で2浪目が確定。

2浪目ともなると親御さんが2浪を許してくれるのであろうかという点が心配だったという長谷川さんですが、親御さんに相談したところ、親御さんは最初から想定してた様子で「この成績で医学部は無理だから2浪目で決めてくれたらいいな」という優しい言葉をもらい、2浪を決意しました。

今度こそは必ず合格したいということで1浪目の生活を振り返ります。
このままの勉強方法で医学部合格は難しいということで親御さんからおすすめされた武田塾のホームページを除くことに。

自分で全部進めていきたい!というタイプの長谷川さんは参考書ベースで学習でき、自分のスケジュール管理もしてもらうことができ、1週間ずつ4日進んで2日戻るという武田塾独自の勉強スタイルが自分に合っている!と感じ、武田塾 西宮北口校の北野校舎長と実際話したところやっぱりここだと直観。

武田塾に入塾をし2浪目を迎えました

2浪目の春を迎えます。

実際に浪人2年目の4月から武田塾に通って勉強をしますが、1浪目と2浪目を比べた時に、1浪目は国語と化学がかなり苦手で苦手なことを知っていながらもまぁいいやと後回しにしてしまっていたのですが、武田塾に入塾してから苦手にきちんと向き合うようになりました。

講師の力も借りながら自分が抜けている部分を再確認して徐々に抜けを埋めていきます。

1浪目の共通テストの結果は、
世界史B:86点
国語:126点
古文:19点
漢文:45点
英語リーディング:84点
英語リスニング:81点
数学Ⅰ・A:43点
数学Ⅱ・B:71点
物理:69点
化学:44点
でした。

たまたまこの年の共通テストは数学が難化した年なので数学Ⅰ・Aの43点は医学部脂肪にしては足りないのですが、かなり難易度が高く、物理と化学の69点・44点もあまり良くない結果で終わっています。

英語に関しては完成に近く、国語の126点も医学部志願生にしては寂しい点数です。

課題が国語と理科!
ということで武田塾では国語と理科にきちんと向き合います。

武田塾 西宮北口校の北野校舎長は国語にかなりこだわりのある先生!

長谷川さんの所属している武田塾 西宮北口校の北野校舎長は国語にこだわりのある先生で国語をものすごく指導している先生で、担当講師にも段落の要旨は何か、そして現代文も英語も読み方は一緒という指導の下、得意な英語の読み方を国語にも適応させて苦手分野の克服に力を入れます。

苦手対策を始め、秋頃に受験をした難易度が高いと言われている共通テストのプレテストで国語の得点170点をたたき出し、かつ問題もしっかりと読めたという感覚からようやく自分の物にできていると実感します。

国語におすすめの参考書は「現代文キーワード読解」「大学入試問題集柳生好之の現代文ポラリス 1基礎レベル」「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」で、「大学入試問題集柳生好之の現代文ポラリス 1基礎レベル」に関しては主張は何なのか、本文を通して何が言いたいのかについて常に追うことで確実に実力を伸ばしていきました。

もう1つの課題、理科

1浪目は4割の得点だった科目もあったものの、2浪目は8割にまで到達することができました。

理科は化学初心者向けの参考書で金沢大学の医学部を志望校にしている受験生が春にやるとは思えないレベルの「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」に挑戦しますが、あまりのレベルの低さにおすすめをしてくれた講師も周りの講師からかなりたたかれていたとのこと。

しかし、担当講師は長谷川さんを見ていて、彼にはこれだ!ということで校舎長の北野先生とも相談した結果「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」を活用することにしました。

週に1回行われる武田塾での特訓では、「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」の最後の方にある「博士の宇宙一厳しいチェック」という質問事項があり、それを全部暗唱できるかを確認してもらい、そのチェックですべてこたえることができたら「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」の内容を理解できているという風に判断して最後まで取り掛かりました。

「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」では約3か月かけて3冊に取り掛かり、化学の細かい知識を学んでいき、入塾3か月後、「宇宙一わかりやすい高校化学シリーズ」を3冊完璧に終えた頃に受験をした化学のマーク模試では7~8割という高得点を獲得。

そのあとは難易度の高い「2023実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学」に取り掛かります。

「2023実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学」はかなり難易度が高いのですが、「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)」の内容をノート6冊にも渡って自分なりに情報を整理し、内容を完璧に頭に叩き込んでいたのでA問題のアウトプットは順調。

その後も大きな問題はなく取り掛かり、その結果模試では安定して成績が取れるようになります。化学に関しては化学を根本から徹底的に理解していくという勉強法でクリアしていきました。

1浪目穴だらけで共通テストで4割を取ってしまった数学

1浪目の共通テストで4割という低い点数をたたき出してしまった数学、確認をすると抜けている部分が多々あり、武田塾の特訓を通して穴を徐々にかつ確実に埋めていきます。

数学の勉強法も国語と似ている部分があるのですが、まずは自分の思考をノートに書き出すところから始めます。視覚化しながら勉強を進めることで頭の中を整理することができ、ただ解ければいいというわけではなく、しっかりとアプローチ方法を考えながら勉強することに成功。

「チャート式基礎からの数学I+A」「チャート式基礎からの数学Ⅱ+B」の2冊を自分のレベルに合わせて使いまわし4月~5月の2か月間はチャート式参考書の復習に宛て、ある程度の基礎学力が身についた時点で微分積分が大事な長谷川さんは異次元の難易度とされる難関参考書「理系数学の良問プラチカ 数学Ⅲ」に挑戦しました。

そして秋ごろ受験した神戸大学のプレ模試で8割の獲得に成功し、偏差値65~66にまでレベルを上げます。

金沢大学合格|まとめ

2浪目に受験をした共通テストの結果はあまり良くなかったものの、数学Ⅰ・Aが84点、Ⅱ・Bが82点でトータルの各得点数は751点と浪人1年目と比較すると全体で150点ものアップに成功しました。

リサーチではBの1番上あたりに位置しています。

そしていよいよ迎えた金沢大学の受験日。金沢大学の入試問題では基礎的な問題が多いので、そこは絶対に取りこぼさないように丁寧に解き、無事合格を掴み取りました。

予備校であれば座っていればいいものの、武田塾ではそうはいきません。きちんとやらないと追われません。合格発表を聞いたときは、現役時代と浪人1年目・浪人2年目を比較して比べ物にならないほどしんどかった武田塾での受験生生活が「終わった!」と安堵したそうです。

武田塾に入ってからは1個1個の模試を受けるだけでも緊張感が半端なく、この後がないというプレッシャーの中頑張って勉強をし、3年越しで志望校である金沢大学医学部に合格を果たしました。

自分の問題点を分析して課題を見つけ、見つけた課題の原因を調査し、原因がわかったら解決策を考えるというように、1つずつステップを意識的に踏んでいく作業が大事で、実際にこの作業を化学と国語で実践したところ1浪目の課題を見事クリアし、苦手を克服して志望校合格にたどり着くことができました。

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